性行為で伝播する感染症の診療を行います。
性感染症は、自分だけがいくら予防に努めても、相手が感染している場合はうつされる可能性があります。
正しい知識を学び、パートナー2人で予防・治療を行いましょう。
主な病気
クラミジア
性病・性感染症で、感染報告がもっとも多い性感染症です。感染すると女性は主に子宮頸管炎を引き起こし、男性は急性精巣上体炎などを引き起こし、不妊症の原因となります。
淋病
初感染では、発熱、咽頭炎、発疹、筋肉痛・関節痛などがみられ、さらに下痢、頭痛、吐き気、嘔吐、体重減少、神経症状などが認められます。以上の様な症状が見られる場合は早めの検査をお勧めします。
HIV感染症
初感染では、発熱、咽頭炎、発疹、筋肉痛・関節痛などがみられ、さらに下痢、頭痛、吐き気、嘔吐、体重減少、神経症状などが認められます。以上の様な症状が見られる場合は早めの検査をお勧めします。
性器ヘルペス
ヘルペスウイルスに感染すると、初めはかゆみや不快感を生じますが、次第に痛みを伴います。感染部には水泡が見られ、腫れることがあります。
尖圭コンジローム
外陰部および肛門周辺にいぼ状の特徴的な外観が見られます。男性の場合、かゆみや痛み、出血が認められる場合もあります。
ケジラミ
ケジラミが陰毛に寄生することによって発症し、陰部にかゆみが見られます。寝具やタオルなどを介する間接感染もあり、頭髪、まゆ毛、まつ毛に感染が見られることがあります。
カンジダ膣炎
カンジダ菌に感染してると、外陰部や膣の痒み、ヨーグルト状のおりもの、性器の炎症・性交痛・排尿障害が生じます。